2017年度は11月に東京大学本郷キャンパスにて日本社会学会大会が開催されることもあり、2017年度の年次大会は7月1日(土)、2日(日)に東京大学本郷キャンパスで開催いたします。従来より予定が早まっておりますので、発表を予定しておられる方、参加を希望されている方はご注意ください。
近日中に、発表原稿の募集要項をアナウンスいたします。発表原稿締め切り日は4月末頃になる予定です。 第5回年次大会プログラムを確定しました。
(「2016年年次大会のご案内」からもご覧いただけます。) 科学社会学会第5回年次大会プログラム 場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館 日時:2016年10月29日(土)、30日(日) 地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html 大会参加費 科学社会学会会員 2000円 非会員 3000円 懇親会費 会員・非会員ともに5000円 学生会員・非会員ともに3000円 10月29日(土) 9:30-11:30 セッション1:環境・技術・意思決定 司会:定松 淳(東京大学) 1-1 辻 信一(名古屋大学) 技術基準としてのトップランナー方式の導入過程 1-2 楠美順理(中京大学) 「意思決定」支援のための望ましい教育像について 1-3 伊藤 康(千葉商科大学) 環境政策とイノベーション――高度成長期日本の硫黄酸化物対策の事例研究からの考察 9:30-11:30 セッション2:公共性と専門集団 司会:三上剛史(追手門学院大学) 2-1 木原 英逸(国士舘大学) 公共性を騙る学協会――日本学術会議「報告 科学者から社会への情報発信のあり方について」を評す 2-2 芝崎美世子(大阪市立大学) 研究不正の事例からみた内部通報制度と公益通報者保護法の限界 2-3 立石 裕二(関西学院大学) 放射線疫学にかかわる科学者集団の社会学 12:00-12:40 理事会 12:40-13:20 総 会 13:30-15:30 セッション3:数理・理論 司会:志田基与師(横浜国立大学) 3-1 大林真也(東京大学・日本学術振興会) 社会学のなかの数理社会学――分析社会学の可能性 3-2 金井雅之(専修大学) 数理社会学は政策提言にどのようにかかわりうるか―― 可能性と限界 3-3 前嶋直樹(東京大学) 闇を削りとる社会調査――Webスクレイピングを用いた調査の可能性と諸問題 討論者:有田 伸(東京大学) 16:00-18:00 セッション4:科学技術政策における「コミュニケーション」主義批判――「構造災」の視点からの比較検討 司会:寿楽浩太(東京電機大学) 4-1 朝山慎一郎(国立環境研究所) 気候変動問題で問われていないのは何か?――科学の単線モデルが作り出すコミュニケーションの断線をめぐる一考察 4-2 標葉隆馬(成城大学) 日本の科学技術コミュニケーションに潜む課題――再生医療の事例から 4-3 寿楽浩太(東京電機大学) 「理解活動」主義が再生産する政策の失敗軌道――高レベル放射性廃棄物処分政策における「構造災」の一兆候 討論者:田中幹人(早稲田大学) 10月30日(日) 9:30-11:30 セッション5:理論・学説 司会:小松丈晃(東北大学) 5-1 菊地宏樹(東京大学) 経営学における技術の社会的形成アプローチとその応用可能性について――新幹線の発展過程を例に 5-2 山本耕平(京都大学) 疑似科学の科学性評定にかんする計量分析――政治と科学に関する意識調査(PIAS)より 5-3 岡本哲明(東北大学)・石井 敦(東北大学) 論文引用ネットワーク分析の国際政治学への適用―─臨界負荷量の認識共同体を事例として 5-4 野島那津子(東京大学・日本学術振興会) 線維筋痛症マトリックスの予備的考察 13:00-17:30 シンポジウム:科学技術と戦争 司会:西村 明(東京大学) パネリスト: 吉岡 斉(九州大学) 佐藤 靖(科学技術振興機構) 喜多 千草(関西大学) 松本三和夫(東京大学) 科学社会学会の第5回年次大会は本年10月29日(土)-30日(日)に東京大学本郷キャンパスで開催される予定です。年次大会での研究発表を募集いたします。科学社会学会という学会名ですが、科学技術はもとより、広く知と社会の関係にかかわる多彩なテーマを歓迎いたします。
研究発表される方は、科学社会学会正会員にかぎられます(本学会会則第7条による)。まだ正会員になっていない方で発表を希望される方は、正会員の登録手続きをお願いいたします。ご登録手続きの詳細については本学会ウェブサイト(http://www.sssjp.org)をご参照ください。正会員の紹介者がいない場合は、事務局が紹介を代行いたしますので、遠慮なくお申し出ください。 いずれの場合も、発表ご希望の方は、お名前、ご所属、発表タイトル、発表要約(800字以内)、ご住所、メールアドレスをご記載のうえ、2016年8月22日(月)までに、下記の電子メールアドレスへお送りください。また、お名前、ご所属、発表タイトルについては英訳も付してください。 日頃の研究成果の発表機会として、ふるってお申し込みください。 科学社会学会事務局 電子メール: [email protected] 場所:(予定)東京大学本郷キャンパス法文1号館 日時:10月29日(土)、30日(日) 地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html 第三回「科学と社会」ワークショップ(共催:科学社会学会)
「科学・技術と地域住民」 <場所・日時> 総合研究大学院大学(総研大)葉山キャンパス 2015年12月19日(午後1時40分から午後6時)・20日(16時30分まで) <開催趣旨> 科学・技術をめぐる様々な社会的問題は、研究者の視点や、政策決定者の視点から語られることが多い。しかし、科学・技術の影響を受け、その研究営為のローカルなコンテクストを形づくり、ときには科学・技術のある種の実践を行う存在として、地域住民を無視することはできない。とくに科学・技術の民主的な発展のために、住民の意向が尊重されるような科学と社会の在り方が望ましいのはいうまでもない。 本ワークショップは、このような地域住民と科学・技術との間の様々な相互作用に着目するものである。この話題を題材とした様々なアプローチの研究発表を行い、十分な質疑応答・討論の時間をとって相互に検討しあうことを目的とする。 とくにこのワークショップでは奄美群島をひとつの重点話題として取り上げる。昨年12月に出版された『奄美群島住民運動資料』は、地域住民と科学技術の間の関係を考察する材料を多く含んだ資料集であり、その中の徳之島における核燃料再処理工場反対運動の事例は示唆に富む。それ以外に研究施設をめぐる地域住民と研究者の間の軋轢や、原発事故後の放射線測定における住民の活動などについての研究発表等が予定されている。 なお、使用言語は日本語とする。 本ワークショップは、総合研究大学院大学27年度教員研究費(研究費特別支援分)「科学・技術と地域住民についての研究」(伊藤憲二・松本三和夫・斎藤憲)により、 総研大「科学と社会」教育プログラムの活動の一環として開催し、科学社会学会により共催されるものである。 <確定したスピーカーおよびディスカッサント(50音順)> 伊藤憲二(総研大) 開田奈穂美(東京大) 樫本喜一(大阪府立大) 斎藤憲(大阪府立大) 須山聡(駒澤大) 西山崇(ニューヨーク州立大) 松本三和夫(東京大) 水島希(総研大) 吉田悦子(東京大) <申し込み方法> 12月12日までに、次の情報を含めて伊藤憲二(ito_kenji (at) soken.ac.jp)にご連絡ください。 1)19日晩宿泊の有無(数に限りがありますが、大学の宿舎を利用できます) 2)19日の懇親会参加・不参加 (実費4000円程度) 3)20日の昼食の要・不要 (実費1500円程度) 参加費は無料です。 <問い合わせ先> 伊藤憲二(ito_kenji (at) soken.ac.jp) http://sas.soken.ac.jp/news2.html 災害専門家と防災政策の歴史社会学的研究により国際科学史学会デレク賞、国際技術史学会レヴィンソン賞を受賞したドレクセル大学のScott Knowles氏をお招きし、以下のとおり、国際ワークショップを開催します。同氏は、福島事故後の福島の現地踏査もふまえ、災害の記憶の国際比較にかかわる幅広い問題提起を行う予定です。興味ぶかい議論が期待されます。ふるってご参加ください。 記 日時:2015年7月14日(火)17:00~19:00 PM 場所:東京大学法文1号館315教室 話題提供者:Scott Knowles氏 (ドレクセル大学 学際融合研究センターディレクター) テーマ:” Disaster Research Centers in the Age of Continuous Risk” 使用言語:英語 主催:科学社会学会(SSSJ) 電子メール: [email protected] 科学社会学会ウェブサイト:http://www. sssjp.org/ 共催:日本学術振興会外国人研究者短期招聘プログラム 科学社会学会(The Sociology of Science Society of Japan)の学会誌、年報『科学・技術・社会』最新号の第24巻が刊行されました。 ご希望の方は、下記の発売元にご注文ください。学会員の方は年会費を納入されると送料無料で自動的にお手元に送付されます。 発売:I&K コーポレーション ISSN 0919-9942 定価:2,500円(税別) ご注文先:〒124-0025 東京都葛飾区西小岩 4-37-16 I&K コーポレーション TEL.03-5654-3722 FAX.03-5654-3720 Email: [email protected] 第24号
公開ワークショップ「研究競争の在り方を問う」報告 原 拓志(神戸大学) 「製薬企業の研究開発とその動向」 標葉隆馬(成城大学) 「研究活動をめぐる競争・政策・評価制度の課題」 八代嘉美(京都大学) 「実験台は世界につながっていたか」 投稿論文等 中倉智徳(立命館大学) 「イノベーション、社会、経済―ガブリエル・タルドと戦間期アメリカにおける「発明の社会学」」 藤田研二郎(東京大学) 「環境問題のクレイム申し立てと経路依存性―オオクチバス問題の論争過程を事例に」 萩原優騎(東京海洋大学) 「ウルリッヒ・ベックのリスク社会論と普遍性/多元性の問題―再帰的近代化とグローバリゼーションについての問いを中心として」 編集:科学社会学会 学会誌編集委員会 発行:科学社会学会: [email protected](投稿ご希望の方は、学会ウェ ブサイト:http://www.sssjp.org/をご覧ください) |
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